【閉業】ド・ストレートなB級感

たまにはこう、専門店以外のゆるい、下卑た味が欲しくなる時がある。「ド・ストレートなB級感」というべきか、逆にこの安っぽさ、チープな雰囲気がリラックスに向いている。ファミレスとはまさにそういう場所であってほしい。


Googleマップの評価
3.3
★★★☆☆

高評価👍

  • 「 中華料理を 手頃な値段で 楽しめます」
  • 「サービス責任者の接客が神態度」
  • 「酒がいつも安い」
  • 「安くて美味しい。居心地も良い」など。

低評価👎

  • 「深夜料金まで取るのに料理は雑」
  • 「お店に覇気がない」
  • 「メニューと違いすぎた( ノД`)…」
  • 「ま~ず」

手頃な値段で気負わず、中華が楽しめるファミレスといえばバーミヤン。何と言ってもハードルが低く入りやすい、味以外の付加価値がある。

店内は広々している。狭いカウンターで隣とギシギシにひっつき、パースナルスペースを侵されることもない。頑固親父のエゴに付き合わされず、変態法治国家のルールに従う必要もない。それがファミレス、お客様が主体のファミレスである。

卓上には酢、醤油、胡椒、それと小分けになったからしとラー油。

ちょうど「東京グルメ鉄道 中華の旅編」というフェアが開催されていた。八王子、渋谷、神田、四谷、恵比寿、荻窪と駅ごとに料理がある。駅のチョイスとか、なぜこの料理なのか?は全くもって謎だが、そういうこと。どれにしようかな。

えっと、この神田駅の「鶏パイコー汁なし担々麺」てのが美味しそうね。珍しいし。鶏肉と貝柱の冬瓜スープのセットが998円か。じゃぁそれでお願いします!

やっぱ「冷やし中華」にすればよかったかな。ま、いいか。

客に対して店員の数が少ないのか
ちょっと待たされたがほどなくして
「鶏パイコー汁なし担々麺」
がきた!

\ボン!/

へえ、これがそうか。昔、パーコー麺というのを新宿の「新高揚」というお店で食べたけど、そんな感じなのかな。冬瓜のスープと追痺れ用のホアジャオが付いてくる。

トッピングはネギと揚げ鶏、肉味噌、もやし。

鶏パイコーは外がカリッカリで、それなりにジューシー。うまい!

麺はボテボテっと塊になっていたので、汁に絡めながらほぐしていく。普通の中太の中華麺。

味はピリッとした辛味とホアジャオの痺れと香りが少しあるが、全体的にまとまりがない。バランスもあまりよくない。雰囲気で押し切ろうという感じがビンビンに伝わるがそうはいかない。

追いホアジャオを試みるが、あまり入れすぎは良くない。

なんだか一体感がないので飽きてくる。まずくはないがうまくもない。

冬瓜のスープは、これが意外とうまかった。貝柱のだしに鶏の風味が加わってなかなかいい。ただ、冬瓜がクニャッとなってしまっているのでサクッと多少の歯ごたえが残っているとよかった。

まぁ、でも期待通りというか予想通りというか。こんなもんだと思います。この感じが好きな人もたくさんいるのもわかります。企業努力として、定期的にフェアを行い、その度にオリジナルの料理を提供するわけですから。完成度とかそういうことじゃないです。わかってます。そうです。

【閉業】バーミヤン 京王めじろ台駅前店

〒193-0833 東京都八王子市めじろ台2丁目1−1

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