先ほど訪れた昭和の雰囲気漂う「カレーショップデリー」のついでに、久しぶりに秋津駅周辺をぶらついてみる。いやぁしかし久しぶりだなぁ。基本的に秋津には全く用がないので来ることはないが、かなり昔にふらっと立ち寄ったきり。もう大分変わってしまったんだろうな。とりあえず、JR新秋津の駅前に行ってみよう。
JR武蔵野線の新秋津駅。うーん、まぁ新しくなってる雰囲気も無いし、こんな感じだったような気がする。朧げだが駅前の様子もピタリと時間が止まったかのような昭和感。マジか!夏休みにばあちゃんちに来たような妙な雰囲気。ちょっとロータリー周りをブラついてみよう。
まず目に飛び込んできたのは大衆酒蔵「サラリーマン」。新秋津店ってあるけど他にもあるの?調べてみると、久米川にもありますね。ふーん、しかも★4.1って結構評価高い!良さそう!
で、そのサラリーマンの隣にあるのが立ち食い蕎麦・うどんの「木曽路」。ふーん、聞いたことないなぁ。こちらも調べてみると、カレーそばが人気らしいけど「秋津スタミナ」ってのと「コロッケスペシャル」てのが気になる。いい感じだなぁ。
あ、ラーメン屋だ!博多とんこつラーメンの店か。え、替玉無料で550円か、めっちゃ安いじゃん。秋津の物価どうなってるんだ?30年前で止まってるんじゃないの!?ちなみにGoogleマップの評価は★3.4とちょっと微妙。
あれ?その隣もラーメン屋さんだ!どうやら二郎っぽいラーメンのようですね。こちらも★3.6とまぁ、普通なんですかね。この半開きの感じがなんとも言えない雰囲気。ここが近未来都市AKITSUの入り口かも。
ぐるっとロータリーを回り込むと武蔵野線の線路が見える場所がある。武蔵野線は元々は貨物線として神奈川から東京、埼玉を抜けて千葉まで結んでいる。沿線には東京競馬場と中山競馬場がある。
なんかフィリピンパブみたいのがちょこちょこあるんですよねぇ。「ミンダナオ」と「メルシー」だって。ミンダナオの2Fはテレワークオフィスになってますよ!?カオスだなぁ。昼間2Fで仕事してそのままスナックに直行する人もいるのかなぁ。ここから西武池袋線の秋津駅に向かいます。
駅の裏側にはアテナというお店。これもキャバクラみたいな感じかなぁ。なんだろうな、こじんまりとした駅前なのに、飲み屋の数多くない??
ここがまぁ、いわゆるメインストリートでしょうか。JR新秋津駅と西武線秋津駅を結ぶちょっとした商店街。地図上には「秋津停車場線」とある。少し歩いてみましょうか。
あ、モスだ!モスバーガーがありましたよ。やっと知ってる店が出てきた。でも、こうシュッとした感じは秋津には似合わない。むしろ浮いてる。当然、酒もあるんでしょうね。
こっちには横浜家系ラーメンの「武蔵家」と「秋津商店」がある。なんだ?家系というか豚骨系のラーメン屋がやたら多いなぁ。うーん、締めの一杯ってことなのかな!
うわ!出ましたよ、秋津っぽいやつ。リヤカー屋台とな、焼き鳥屋ですね。レバーが一本60円ですって!?やすー!この雰囲気すげーなぁ!
こっちは「もつ煮」の店だ!ここも立ち飲み屋かぁ。まじで立飲みストリートだなぁ!ところでジャンボヤキトリってあるけど気になる。写真だとよくわからないけど、小皿からはみ出てるから普通よりちょっと大きめなのかも!なにこの感じ!?
その反対側には「天下鳥ます」っていう唐揚げ屋さん!秋津店ってあるけど聞いたことないのよ。ここにも「ホッピー」の文字が!とにかくあちこちに「ホッピー」の文字が踊ってる!今のところ秋津を表すキーワードはホッピー、やき鳥、豚骨ラーメン、スナックってとこかしら!?
西武池袋線に近づくと「エミオ秋津」という、ちょっとした商業施設みたいな所がありました。ハハァン、エミオは西武系の商業施設ですね、なるほど。オシャレっぽくしてるけど、ホッピーが染み付いたこの街にはなかなかそうもいかない。
お!ここは°C-uteの岡井千聖さん御用達の蒙古タンメン「中本」だ!ここでよく食べてるらしいですよ。よく考えたら岡井さんのあの雰囲気は秋津が育てたんですね!
ということで、西武線の方はチラホラ綺麗な建物もあったりして、ちょっとづつ開発とかしてるのかなぁ。新秋津の方は全く変わる気配は無い。なんとも不思議な印象を受ける街でした。場末感っていうのか、この短い商店街にやたら立ち飲み屋だったり、立ち食い蕎麦だったり。座る暇がないくらい立ちっぱなし。この独特でカオスな雰囲気が秋津の持つ魅力でしょうね!