新しくできた店なのでまだ、評価がありません。しかもマップに登録すらなかったので、入れておきました。ついでに評価も入れました。最初の評価は★3.0です。
大沢の駅近く、以前は博多とんこつラーメンが置いてある居酒屋でした。いつの間にか無くなって、新しくできたのが「江戸蕎麦 じゅうろくもん」というお蕎麦屋さん。
メニューは純粋に蕎麦のみ。伝統の枕崎産「本枯節出汁」となっていて、名物は「海鮮かき揚げ天そば」¥730。駅の立ち食いほど安くはない。
入り口には「セルフサービスのお店」とある。自販機で食券を買って、そばを受け取る。食べ終えたら食器を戻す。ちなみに、ねぎ、天かす、生卵が無料だって。
店内は以前の店のまんまで、居抜きで使っている。酒なんかも置いてあるのでちょい飲みもできるのでしょうね。お客さんは女性客が数名。途中でおじさんた達がポツポツと入ってきてました。
小腹が空いた時には蕎麦はちょうどいい。券売機で名物と書かれた「海鮮かき揚げ天そば」を購入。少し暑かったので冷やしで。
夫婦でやってるのかな?奥さんらしき人に食券を渡して蕎麦を待つ。ポットに入った水と蕎麦湯もセルフ。
卓上にはシンプルに醤油と七味だけ。
割と早く蕎麦が出来上がった。冷やしなのでかき揚げと蕎麦は別皿。薬味と蕎麦つゆ。
蕎麦は自家製麺で更科のような白っぽいそば。太さは中細くらい。ツルツルして、しっかりとコシがあり、モチモチの食感。ふわっと蕎麦の香りがする、意外と本格的な蕎麦。店名が「じゅうろくもん」だから二八蕎麦なのかな。
えー「時そば」なんてぇのを聞いてますってぇとぉ、あーこれがぁ諸説あるようでございまして、えぇ、江戸の時代にはかけ蕎麦が一杯十六文だったぁ、なんてことも言われております。(落語風)
蕎麦つゆは濃すぎず、さっぱりとして鰹出汁の風味がよく出ている。
小エビと玉ねぎの海鮮かき揚げは大きく、存在感がある。少しづつ崩して、蕎麦つゆにつけて食べる。海鮮というほど海鮮感はなく、普通のかき揚げ。揚げたてなのでサクサクして美味しい。満足感もある。
最後はセルフの蕎麦湯を足して、出汁をいただく。
セルフなので気軽な感じで入れるお店。蕎麦もしっかりしていて、ガチのお蕎麦屋さんと立ち食いそばの中間くらいの位置づけかな。ゆで太郎とかの感じに近い。大変美味しゅうございましたが、特に感動するほどでも無いので★3つとさせていただきます。
この界隈は店の入れ替わりが激しいので、どれくらい持つかわからないけど、蕎麦屋は無いのでありがたいですね。
補足:どうやら閉業になってしまったみたいです。残念。
【閉業】江戸蕎麦 じゅうろくもん
〒161-0031 東京都八王子市南大沢2−2 パオレ ビル4F