福生といえば基地の街という印象ですが、とりわけ16号沿いは観光スポットとしても人気があります。レストランや雑貨屋、服屋など色々あって、英語の表記がどこかアメリカンな雰囲気で異世界感があります。端から歩いてみると結構距離ありますね。
さて、そんな福生ですが他にもスポットがあります。これぞ福生というべきディープ福生が。
基地から少し離れますが、福生駅にほど近い場所にその一角はあります。いわゆる赤線ですね。数十件のスナックを含む飲食店が軒を連ねている。夜になると煌々とネオンが点り始めます。
週末ともなると米兵たちで賑わいます。そう、ちょうどドブ板通りのような雰囲気。ディープで怪しい世界が広がってます。しかも国際色豊かでタイ料理の店や韓国カラオケ、クラブのような場所もあります。
以前フラッとバーに入った時に、店員が客と普通に英語で会話していたのが異様な光景でした。改めて「基地の街」を実感しました。
通りに着くと、いきなりド派手なラーメン屋さん。福生ラーメンポロ春とあります。英語の表記が加わるだけで、妙な雰囲気、異世界感があります。
この日は平日だったのでほとんど人通りがありませんでした。営業していない店もかなりありました。スナック、パブ、小料理屋みたいなのが中心で、あまり風俗っぽい店は無いのかな。韓国アカスリやマッサージくらいですかね。あとピンサロか。
渋い焼き鳥屋さんとかトンカツ屋さんもありました。米兵なのか意味もなく黒人が立ってたりするとちょっと怖いですね。ドラッグの売買もありそうな雰囲気。
割と古い建物が多いので歴史を感じますね。色々調べてみるとかつてほどの賑わいは無くなっているようです。16号沿いのそれっぽく作られた感じではなく、リアルな感じ。
その昔、横浜に黄金町というところがあって、当時20代だったのでその光景には大変ショックを受けました。戦後の風景そのままというか、こんなとこがあるのかと。
通りは2本あって、ネオンやライトでピンク色に染まっています。アケミとかレイコなど一見小料理屋風の店の前で女性が値段の交渉してきます。
今はすっかり無くなってしまいましたが、個人的にはこういう場所は残して欲しいなと思います。犯罪の温床になっては困りますが。