信号待ちしている時に目に入ってきた「角煮」の文字。惣菜か弁当なんかを売ってる店かなと思ったら、角煮丼の店だった。場所は北野街道と16号が交わる交差点にひっそりと佇んでいる「三福」。近くには焼肉の「味ん味ん」や家系ラーメンの「大和家」などがある。これは入りにくい!めっちゃ怖い。だた角煮丼どメインに掲げているとなれば見過ごすわけにはいかない!
Googleマップの評価は現時点で★3.0と決して高くない点数。これが2点台まで下がるとヤバい認定されても仕方ない。
高評価👍
- 「角煮は、持ち帰りも可能なので、家飲みのアテには最高」
- 「角煮をテイクアウトしました。美味しかったです」
- 「必要最低限の物しかない店内にふと落ち着いた」
低評価👎
- 「良くもなく悪くもなくと言った感じ」
- 「灼熱の味噌汁とお茶が出て来てしまうとちらし寿司は頼みづらい」
ちなみに口コミ数は立ったの7件。まだ発見すらされてないといっても過言ではない。全然流行ってないようだが、角煮のテイクアウトはそれなりにいるのかもしれない。
まずはこの年季の入った外見。これ自体は昔からあったのは間違いないが、角煮丼の店は最近できたんだと思います。昔からあったのかなぁ。以前はなんだったのか思い出せません。
2階はやってるのかやってないのかわからない学習塾。昔の塾って感じです。要は全体的に「昭和」なんですよね。
入り口にはメニューや営業時間、テイクアウトの価格表などが貼ってある。
「角煮丼」が目立ってましたが、他にも「煮かき揚げ丼」や「あなご丼」なども押してますね。さらに「角煮味噌ラーメン」や「焼きそば」なんてのもありますね。ちょっとラーメンは怖いですね。
勇気を振り絞って恐る恐る店内へ。5,6人座れるカウンターのみの小さな店。水はセルフ。うーん、なるほど作りとしては寿司屋の居抜きっぽい。
奥は住居スペースのようになっていてTVからは野球中継が聞こえてくる。「すみませ〜ん」と声をかけると、人の良さそうな店主がこちらに出てくる。角煮丼を注文すると、すぐさま小さな厨房に入っていった。
卓上には山椒、コショウ、七味が置いてある。とにかく殺風景だし、店もどんよりと暗い。大丈夫かよぉ、おい。
程なくして角煮丼と味噌汁が出てきた!
\ポン!/
おお!決して見た目は良くないが、比較的大きめの角煮が2,3個のっている。正直、もうちょっとのっけて欲しいな…。横には紅生姜がちょこんと添えてあって。非常にシンプル。
早速いただきます。
んー!味がよく染み込んでいて柔らかい!脂はとろける!うん、うまい!仕込んでおいた角煮を温め直した感じ。手作り感が半端ない。甘辛のタレで家庭的な優しい味わい。
濃い味に慣れているせいか、薄く感じるがとにかく優しい味わい。ご飯にも煮ダレがかかっている。
見た目がスカスカだったけど、角煮が大ぶりなので量的には十分なのかも。中華料理だと八角が入ったりしてるけど、これは日本の角煮って感じ。
店主によると、お客さんの入りはイマイチだという。珍しがって店の前まではくるものの、中には入るまでには至らないのだそう。それでもテイクアウトのお客さんはボチボチいるらしい。うーん、まぁそうだろうね!ごちそうさまでした!
三福
〒192-0914 東京都八王子市片倉町 340