【閉業】本場讃岐をしのぐ隠れた名店

西八王子駅南口、スーパーアルプスの正面にある建物の2階にうどんのノボリがヒラヒラ。入り口に「手打ちうどん」の暖簾。ぱっと見随分年季が入ってる感じだけど、大丈夫かな。とにかくGoogleマップの評価高いので期待に胸膨らむ。


Googleマップの評価は現時点で驚異の★4.6。

ただし、クチコミ数が8件しかないので今後は下がる可能性がありますね。それにしても、★4.6というのはほとんどの人が好印象だということには違いない。

評価の内訳は「酒粕味噌うどん最高」とか「四国のうどんより美味しい」など、★が4と5しかないので低評価はありません。八王子には「ふたばや」という行列のできるうどんの名店があるけども、遜色なく肩を並べるうまさでした。

いい店内
ひょっとしたらご主人の作品か!?

店内は座敷、テーブル、カウンターがあって、古いがよくあるうどん屋さんという感じ。「サラリーマン金太郎」とか「はじめの一歩」などの漫画があって、油絵が数点飾ってある。さながらギャラリーだね。誰が描いたんだろう。

ちょうどいい感じ

壁にあるメニューで品定め。「味噌うどん」いいなぁ、「肉うどん」も捨てがたいし、いきなり「カレーうどん」てこともないか。ん?店名でもある「こんぴら」がついた「こんぴらうどん」というのがあるわ。これどんなだろ。とりあえずこれを頼んでみよう。

卓上は実にシンプルで七味があるくらい。しかもなんか木の入れ物でもって。

\バン!/

ほどなくしてご主人が運んできてくれた「こんぴらうどん」。はぁなるほど、ワカメにとろろ昆布、鰹節、刻みネギがのったうどんか。どんな味だろ。

うどん出汁は透き通っていてカツオの風味がブワッと香る。甘辛く味付けされたとろろ昆布と混ざって優しい味わい。こりゃうまい!

麺はボテボテっとした手打ち麺で、プニプニとした弾力でブチっと切れる感じ。程よく空気を含んでうどんの味がよくわかる。これだよ。やたらコシの強さばかりが売りのうどん店と違って、この歯ごたえ最高!うまい!うん、四国に行った時もこんな感じのうどんがあって感動したわ。

うどんと共に「辛子味噌(自家製)」と書かれたタッパーも用意してくれた。なるほど辛そうな見た目。味変で少し入れてみると、出汁にコクが出て結構辛い!こりゃまたいいね!

量も結構あって満足感がある。こんないい店があったんだなぁ。地味だけど深い味わいでご主人の職人のこだわりが感じられる一杯。次回は「酒粕味噌うどん」にしようかな。

補足:残念ながら2019/10/20に閉店されたなうです。

【閉業】こんぴら

〒193-0832 東京都八王子市散田町 3-18-11

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