あるにはあるけど、あんまり無い「ほうとう」。うどんの久兵衛屋のメニューにもあるので近場でも十分味わえる。が、やっぱ「ほうとう」つったら山梨でしょ!てのがスタンダード。ただ、緊急事態宣言やらなんだで遠出ができない。どうにか、近辺であの雰囲気込みの「ほうとう」食べられるとこあるかなぁ?
Googleマップの評価は現時点で★4.2と超超高得点!クチコミ数は231件となかなか人気もありそう。
高評価 ( ^∀^)👍
- 「五日市ほうとうはお肉に猪豚を使用しており、小ぶりの鍋に具がいっぱい煮込まれて、とても美味しくいただけました」
- 「猪肉、三つ葉、人参、ごぼう、ネギ、かぼちゃ、きくらげ、たけのこ、里芋、油揚げ、とかなりの具だくさん」
- 「本場山梨と比べあっさりな感じもしますが、いろいろな種類から選べます」
- 「山梨県で、食べるより美味しい」
低評価 ( *`ω´)👎
- 「とにかく時間がかかる。ほぼ開店と同時だったので並ばなかったが、出てくるまで40分」
- 「美味しいけど、時間帯は選んだ方がいい」
- 「美味しいけど、惜しい…」
ふむふむ、なるほど、ハイカーたちに重宝されてる感じ。提供までの時間がちょっとネックになってるようですが、それも人気の証でしょうか。
「ほうとう」で検索してみると、武蔵五日市から檜原村方面へ少し離れたところにありました。「五日市ほうとう」というらしい。
店はこじんまりとしていて、早めに到着したものの、すでに何組かほうとうに舌鼓を打っていた。
メニューはもちろん「ほうとう」が中心。とにかくラインナップがすごい!そのバリエーションの豊富さに驚く。価格帯は800円〜1,000円前後くらい。
どれを選んだらいいかわからないけど、ここはやはり推しの「五日市ほうとう」1,090円をチョイス!「野趣あふれる猪豚入 五日市ほうとう」かぁ!
「ほうとう」以外にも「しし丼」「鳥雑炊」「お山のカレー」なんかもある。カレー気になるー!
卓上には七味と醤油?があるくらい。横には小さなパンフレットのようなものがある。待ってる間にパラパラとめくってみる。
「五日市ほうとうの由来」
天正十年、武田勝頼が天目山に敗れ、武田家が滅亡した折、妹 松姫は八王子方面へと逃れました。その松姫を送った一行の一部が檜原村を中心に安住し、信玄の陣中食と云われた「ほうとう」を五日市、檜原村へ食文化として伝えたと云われます。それが今日の「五日市ほうとう」です。
だって。そっか、たしか檜原村は落武者が住み着いた場所ってのも聞いたことがあるぞ!
「牡蠣ほうとう」かぁ、これも気になるなぁ。「ほうとう」ってなんでもアリなんですね。
そんなこんなで程なくして
「五日市ほうとう」が出てきましたよ!
\ドドン!/
おお!この箱に入った鍋ね!ほうとうのやつね!野菜がたっぷり入ってる!歴史を知るとまた趣も違いますな!いやぁうまそう!
早速いただきます!
🙏
まずは、お出汁から、、、と、、、ズズー、、あつっ、、ズ、ズズー。かぁ!んん!!鰹が効いて、あっさりしてる!うまー!
これこれ、これですよ。麺というか「ほうとう」は太平打ちでもっちりしてる。メインなのにメイン張ってない感じ、他の具材と一体化して「ほうとう」になってるのがまたいい!
具材の多さも楽しみの一つ!トッピングは食感の良い絹さや、豚肉、たけのこ、キクラゲ、にんじん、ネギ、いんげん、里芋、定番のかぼちゃ、とかですかね。
出汁は野菜の甘味もあって、最後までうまい!味噌が全体をまとめている。武田軍は戰をしながら「ほうとう」で疲れを癒していたのでしょうか?奥深いというか感慨深いものがあります。かぼちゃがドロドロ濃厚の「ほうとう」も捨て難いけど、あっさりも食べやすくていい!
割烹ほうとう佐五兵衛
〒190-0165 東京都あきる野市小中野 130