四川料理と聞くととりあえず入ってみる。本格的な四川料理は店自体が少なめなのと、四川料理自体めっちゃうまい。大抵は台湾人が経営する四川も広東も上海も北京も全部あるよ!ってとこが多い。リーズナブルでセットメニューもボリュームがあって、コスパを考えるとそれはそれで良い。ただ、できればガチの四川料理が食べたい。府中のル・シーニュの中に「麻辣房」という四川料理屋さんがあるが、これがどっちだかよくわかんない!
Googleマップの評価は現時点で★3.9と高得点!クチコミ数は142件とちょい少なめ。
高評価 ( ^∀^)👍
- 「鴨脖とか干鍋とか、まさか府中で食える日が来るとは思いませんでした…」
- 「汁なしチーズ麻婆麺にはまってます。あと、茄子の山椒揚げもカリカリでとろとろで美味しいです」
- 「やっぱり一番人気の陳麻婆カレー麺が美味しいです」
低評価 ( *`ω´)👎
- 「海鮮ラーメンを頼みましたが、完全に茹でた麺の上に野菜を乗せただけの味の無いラーメン」
- 「笑えるくらい不味い まったく味の無いラーメン」
- 「料理はまずい」
全体的には概ね好評といったところ。本格中華でラーメンってあまり頼んだ事ないけど、評判はイマイチ。んー、旨味が少ないってのはなんとなく理解できる。
府中はル・シーニュの中、ラーメン「節」の隣にあります。「四川料理」と「麻婆豆腐」の文字は気になってました。ただ「麻辣房」といういかにも辛そうな感じがちょっと。
店の前に貼られた「当店名物」のメニュー。「陳麻婆麺」と「陳麻婆カレー麺」を推してるのか、うーん個性的だけど亜流な感じがどうも…。
店内は奥行きがある作りで、いかにも中華って感じ。ピークは過ぎていたのでガラガラ。時折、中国語が耳に入ってくる。
うーん、これだけ名物を推されたらやっぱ行くしかないっしょ。ってことで麺ではなく丼の「陳麻婆カレー丼」900円をオーダー。うまそうだけど麻婆とカレーって、ある意味夢の共演!渋滞気味のような気もするー!
他にはどんなメニューがあるのかなぁ?やはり中華料理屋らしく膨大なラインナップ。フカヒレがあったり、アワビがあったり色々あるけど「四川風」がつくメニューがあるのは微妙。
「イカ墨とイカ入りチャーハン」かぁ。見た目のインパクトもさることながら、個性的でめっちゃうまそう!真っ黒!おもしろー!
卓上には「醤」「醋」「辣椒」の調味料。醤油と酢とホアジャオってことでしょうね。この辺りも微妙に個性的なんですよね。
ところで壁に貼ってある見慣れないメニュー、なんて読むのかなぁ。えっと、「精武人家」って書いてある。その下に、これは、、えー、、「鴨」って字ですかね。「鴨」と膀胱っぽい字だなぁ。「鴨の膀胱」かなぁ、、、細長いし、、え!?ひょっとして鴨のチンポ??あー、これ鴨のチンポだ!そうだよ、カタチがもうソレだもの!2本で500円だわ!まじ?皿からはみ出てるけど、こんなデカイの?
すみません。調べてみると「鴨脖」というのはダックの首肉の事でした!で「精武人家」ってのは、あのコロナの「武漢」にある有名なお店のことらしい!「鴨脖」は武漢名物のようですね。ふむふむ。
とかなんとか考えてたら
「陳麻婆カレー丼」が出てきましたよ!
\ドーン!/
おお!!ナニナニ!?土鍋に入ってきて、、、見たことない感じの土台に乗って。へぇ、雰囲気あるー!こりゃ楽しみ!麻婆の上に覆い被さるようにカレーが!!
「陳麻婆カレー丼」にはスープが付いてきます。
早速いただきます!
🙏
んー!熱々ー!んん?なん、、だ?麻婆豆腐といえばそうだが、確かにカレーも居る。一応なんとなく分かれてるけど、もはや混ざってる!?
麻婆はかなり麻辣が効いてシビ辛ー!うん、こりゃ本格的でうまー!辛さで鼻水が出てくるー!
でもって「カレー」の方はというと、、、うーん。これなんだよなぁ、中華カレーの悪いとこ出てるのよ。マズくはないんだけど、一歩手前。スパイスがぶつかってるというか、とにかく変なカレー。
黄身を潰してよりマイルドな方向へ!しかし要素が多いなぁ!大渋滞を引き起こしてるぞ!
なんなんだろうなこれ、わけがわかんなくなってきた。単に麻婆とカレーってだけじゃ済まない。美味いと不味いが混ざって「ウマズイ」になってる!うーん、ウマズイ!
ここにさらに追い討ちをかけるようにホアジャオをたっぷりと足していく。どんどん変になれー!(・Д・)
そういえば、さっきからカリカリの食感が。あ、おこげだ!土鍋だからおこげができてる!
いや、結構なボリュームですなー!最後の方におこげが出てきたり、とにかくめっちゃ要素が多い。結局、全部混ざると単に「ウマズイ」が永遠と続くだけなので飽きてくる。ただ、何故か憎めないのと、この変な個性にどんどんハマっていく自分もいる。好きでもないし、嫌いでもない。
麻辣房
〒183-0023 東京都府中市宮町 1-5 武蔵府中ル・シーニュ1F