なんとなく「中華そば」といえ、ば店のメニューで一番安く、シンプルで手軽なイメージ。だが、このところ1,000円を余裕で超えてくるような高級な中華そばが増えている。八王子の有名店「楓」が“鴨”をコンセプトにした中華そば店をオープンしたとのことで行ってきました。
Googleマップの評価は現時点で★3.6とまぁ普通の点数!クチコミ数は64件とまだ少ない。
高評価 ( ^∀^)👍
- 「鴨肉の旨味が口の中にジュワ〜〜っと広がって美味しい!幸せ!」
- 「オシャレなラーメン屋さん。女性だけでも気兼ね無く行けます」
- 「出汁を味わう日本蕎麦に近いような、上品かつ満足度の高いらーめんです」
低評価 ( *`ω´)👎
- 「単純に料理としてまずい。再訪は無しですね」
- 「この店企画した人間のあさはかさが見えかくれします。大変申し訳ありませんがあと何ヵ月持つのか見ものですね」
- 「値段に強気なのはいいがそれに見合う付加価値が全くもってない店であり残念の一言につきる店であった」
ふむふむ、遠方からわざわざ新幹線に乗ってくるお客さんもいますね。驚き!ただ、やはり値段と味の比較になるのか辛辣な意見もそれなりに多い。高級中華そばってリスクもかなりありそう。「らーめん楓」のセカンドブランドってだけで安心感があります。この日は雨も降り、お客さんは一組のみ。
入口の券売機で食券を購入。推しは「特製紀州鴨中華そば」1,250円か「特製紀州鴨白湯つけめん」1,500円ってとこでしょうか。とりあえず、トッピングに惑わされないように基本ぽい「紀州鴨中華そば」950円にしときますかね。ポチッ!
おお!暗めの照明で落ち着いた雰囲気の店内。まるで割烹か高級寿司店のようなシュッとした内装。
カウンターに通されると、すでに赤い敷物に蓮華と箸、お手拭きがセッティングされている。ラーメン屋らしからぬキメ細やかなサービス。逆に落ち着かない!
気になるのが瓶に入ったなんだかウマそうな水。なんでも「ナノバブル水素水」なるもので、飲用はもちろんの事、スープや麺にもしようされてるそうですよ。
待っている間に水を一口。うーん、見た目ほど冷えてなくて、硬質なのか口当たりもあまり良くない印象。
目の前には色々こだわりが書いてある。ちなみに、自家製麺は”ストレート”と”手揉み”の2種類から選べます。
紀州鴨(ロース・モモ)
紀州和歌山の太田養鶏場でのびのびと丁寧に育てられた紀州鴨のみを使用しています。丸鶏のまま直送され、店内の「源工房」で捌いた新鮮な鴨肉です。
スープ
紀州鴨と真昆布、国産野菜のみで長時間かけてじっくりと、炊き上げた滋味深い鴨スープです。鴨脂と合わせルコとで旨味が膨らみます。
かえし
醤油発祥の地と言われる、和歌山県湯浅の金山寺たまり醤油九曜むらさきと、岡直三郎商店の日本一しょうゆ濃口、再仕込み、たまりをブレンドした香り高く奥深い味わいのかえしです。
…だって。なるほどね、色々拘ってるっつー事ですね!この感じも楓本店そのもの。
その他、卓上には「黒七味」「粉山椒」が置いてある。この原了郭のヤツ最近よく見る!店内の雰囲気によく合ってますね。
薬味のネギ・すだちと共に、お待ちかねの「紀州鴨中華そば」が出てきましたよ!
\🦆ババン!/
おわぁ!シンプルで落ち着いた見た目!スープの表面にはキラキラと鴨油が浮いてる。トッピングは2種類の鴨肉、焼きネギ、ミツバ!ワクワクするー!
早速いただきます!
🙏
まずはスープからっと…ズズ…ズズズ…ズズー…ん!!スープうまぁ!鴨の香りとコクのある出汁、少し甘味を感じるまろやかな味わい!こりゃ上品ですな!
さらにストレート麺はまさに「楓」の麺といった感じでパツッとした食感が小気味よい。馴染みがあるせいか、スープほどのインパクトは無く、そこまで主張していない。
トッピングの鴨肉がこれまた、ジューシーで旨味も強い。意図しているのかわからないけど、とにかくワイルドで鴨の血生臭い感じがなんとも言えない!クチコミでは「処理が不十分」とあったけれど、これはこれでアリカモ。
すだちを絞って薬味を投入。焼きネギがとろっとろで甘ーい!鴨とネギってのはセットなんですね。
いやぁ、美味かった!印象としては「楓」そのものとしか言いようがない。高級な割に鴨はワイルドすぎるかもしれない。でも高級感があって、大人向きなので騒がしくなくていい!この辺をどう価格と折り合いをつけるかですね。「鴨らーめん」自体、あまりよく知らないので、もっと他の店と比較したい。
鴨中華そば 楓
〒192-0046 東京都八王子市明神町 3-24-12