ビリヤニって何だろう。気になっていた「チキンビリヤニセット」¥770をオーダー。まず、衝撃的な味で驚いた。この歳でこんな感覚になるなんて思わなかった。しかも、フードコートで。
Googleマップの評価は現時点で★4.1と高得点。
評価の内訳は高評価が「ここのビリヤニが一番」「本格的でおいしい」「完成度が高い」「フードコートにあるとは思えない」など、ビリヤニをよく知る人も絶賛しています。。一方、程評価は「訪れてません」とか「スパイスが苦手」「生姜が多い」など、確かに苦手な人はいるだろうなという味。
チキンビリヤニセット
ビリヤニとは元々はパキスタン料理の一種で、細長い米を使ったスパイスが効いて爽やかな風味とピリッとした辛さの米料理のこと。インドではカレーと双璧をなす国民食と知られているそうですよ。何というのか、平たくいうと炊き込みご飯というのでしょうか。ただ、日本の炊き込みご飯をイメージすると、これが全然違う。香辛料がズバーン!とくる感じの料理です。うまく説明できない。
何の気なしに、チャーハンのようなもんだろうと思って一口食べてみると、、、これがまたいろんな香辛料が混ざって複雑で奥深い味。何だこれは!衝撃。めっちゃうまい!ハマる!ごろっとして大きなチキンも柔らかくてうまい。甘い玉ねぎやオレンジもすごく合う。不思議!
セットについてくるヨーグルトは、てっきり甘いデザートかと思ったら、全然甘くなかった。ライタといって、これをビリヤニにかければマイルドに味変してくれる。ちなみにサービスでチャイかラッシーが無料。
とにかく衝撃的なので一度ビリヤニを食べていただきたい。この店は上野や六本木、品川などに本格インド料理店を出しているところで、ビリヤニ太郎さんに言わせるとインドの高級店と同じ味だそう。
マサラドーサセット
ビリヤニにあまりの衝撃を受けて、他のも食べてみたくなった。こちらも耳馴染みの無い「マサラドーサセット」をオーダーしてみた。ビリヤニが好きで、それ以外を注文することはなかったけど、だんだん自分の中のマサラドーサが大きくなってきた。この変な形、気になる!
マサラとはジャガイモの煮込んだやつで、ドーサは米と豆をすりつぶして発酵させたものを薄く焼いたもの、だそうでこちらもめっちゃうまい。くるくると筒状に巻かれているのもあります。食べ方も正直よくわからない。
中身はドーサと呼ばれるジャガイモの煮物というのか、「スパイシーな肉じゃが」じゃぁ無いけど、カレー味のジャガイモの、、、食べてみてください。
複雑な香辛料のバランスはビリヤニで体験していたので想定していたものの、チョコミントアイス色のヤツが気になっていた。全く予想がつかない。
とりあえずスプーンで一口味見。え?何これ、ココナッツの香りとミントのスーッとした感じ。ほんのり甘みもあるが基本塩味。もうびっくりしちゃう。後で調べたら、ココナッツチャツネというものでマサラをドーサに包んで、これにつけて食べるそう。これがまたマイルドになってうまい。味付けがとにかくうまい。
そのココナッツチャツネの隣は「サンバル」と呼ばれる、さらっとした豆と野菜のスープで、スパイシーだけどホッとする味。ビックリもせず素直においしい!
小麦のナンとはまた全然違う感じで米の感じとパリッとした食感が楽しめます。これをそのまま食べてもいいし、サンバルやココナッツチャツネにつけて食べてもおいしい。
アナス ドーサ ビリヤニ
〒191-0062 東京都日野市多摩平2丁目4−1 イオンモール多摩平の森 1F