纏って難しい字ですね。調べると江戸時代に町火消の各組が用いた旗印の一種、とあります。仲間の士気を高めたり、消火活動の目印にしたり、燃える家とともに纏を燃やさないようにしたりと、色々意味とか役割があったようですね。不思議な存在ですね。
Googleマップの評価は現時点で★3.8とまぁまぁ高得点。高評価の意見は
- 「スープと麺の相性バッチリ！」
- 「煮干中華そば とても美味しかったです♡」
- 「トッピングの鶏と豚のチャーシューも旨味が凝縮されていて最高でした」
- 「何度か来てますが、外れがないですね」
- 「駅中にあるから、正直舐めてました」
など。一方、低評価の意見は
- 「食べられない程のしょっぱいラーメン」
- 「やはり牛骨ラーメンには勝てません。」
- 「どこかのファミリーレストランにあるラーメンの方が完成度は高いかも」
- 「接客態度が悪い」
- 「塩辛い。麺があまりおいしくない」
多摩モノレールと京王線をつないでいる京王高幡ショッピングセンター内にあります。本店は新橋にある煮干しがベースの超有名店。
メニューは店の前にあります。大きく分けて「中華そば」「つけ麺」「まぜそば」とあります。サイドの「濃厚卵の卵かけごはん」300円が気になるー。夏限定の「冷やしトロロつけ麺」880円も良さそう。
券売機で食券を買う。めっちゃ迷って「煮干しつけ麺」880円にします。並・大と同じ値段なので大盛りでお願いしました。
店内は比較的空いていたけれど、駅と駅をつなぐ連絡路沿いにあるので「老若男女」人の出入りは多い。
卓上にはラーメンコショウと酢など、他に珍しいのが「煮干しそば用エシャロットオイル」というのがある。気になるなぁ、あとで入れてみよう。
目の前には「つけ麺」に関する説明書きが貼ってある。提供時間に10分くらいかかっちゃうよとか、熱盛りできるよとか、つけ汁の追加やスープ割りもできるよ、とか紙エプロンもあるよ、など。つけ汁の追加はいいですね。
ほどなくして「煮干しつけ麺」がやってきた！
＼ドドン！／
うわぁ！これはうまそう！いい見た目！麺がツヤツヤしていて、姿がいいね。トッピングはレアチャーシューの上に針生姜、刻んだ大葉に梅干しとノリ。たまらんねこれ。
つけ汁がこれ、うっすらと油が浮いて。色合いが煮干しにしちゃあやけに濃いね。シンプルにネギが浮いている程度。濃厚煮干しかな。
麺がこれまた、美しい！早く食べたい。早速いただきます！ツヤッツヤでプリップリのめんをサッとつけ汁にくぐらせて一口。
んん！？これは！なんと！煮干しの前にイカがいる！イカだ、イカの味。正確にはイカのワタの味。まじ？これすげー！めちゃくそうまいじゃん！まさにイカワタにぐるんぐるん麺を絡めてる感じ。煮干しの出汁が全体をまとめてる。
面食らっちゃったな、イカだったなんて。
トッピングの梅干しをちょこんと麺につけて食べてみる。おお！爽やかな酸味が合う！イカに合う！レアチャーシューはムシャムシャしていて柔らかくて美味しい！麺に針生姜を絡めると生姜の風味がふわっと広がる。このつけ麺、香りの応酬が凄まじい！
麺をひとしきり食べ終え、スープ割りをもらいます。店員さんがポットで鶏出汁のスープを持ってきてくれます。適当につけ汁に加え、好みの味に仕上げていきます。
もう、やばいわこれ。イカスープの出来上がりです。以下は主張が強いのでかなりクセがありますが、好きな人にはたまらないですね。
そうそう、先ほどのエシャロットオイルをちょっと垂らしてみる。本当に微妙なうっすらとですが、玉ねぎのような甘い香りがします。
たまーにイカを使ったラーメンとかを出す店がありますが、珍しいですよね。イカといっても肝の味なのでダメな人も多いのでしょう。ただ、強烈な個性が出て旨味も半端ないという感じ。味もさることながら、香りへのこだわりが感じられます。食べながら少しづつ変化させるのは面白いですね。渋い新橋本店にもいってみたい！
煮干中華そば 鶏つけ麺 新橋 纏 高幡不動店
〒191-0031 東京都日野市高幡116−10 京王高幡ショッピングセンター3F