三鷹駅北口はほとんど松屋に侵食されているといっても過言ではない。いわば信濃町における創価学会がそうであるように。駅を出て右を向けばドーンと松屋本社が鎮座する。本社の下には「松屋」「松のや」などが入っていて左を向くと、そう新たにオープンした「ステーキ屋松」。
もはやとどまることを知らない松屋フーズの快進撃。最近ではとんかつの「松のや」カレーの「マイカリー食堂」、そして「ステーキ屋松」と。業態的には「いきなりステーキ」に対抗する形での展開。
Googleマップの評価
4.1
★★★★☆
高評価👍
- 「松ステーキ300gを食べましたが、これがほんとに1,500円でいいのか!?」
- 「あんなにふわふわで肉汁たっぷりな赤身があるとは知りませんでした」
- 「とても美味しかったのでまた行きたい」
- 「一番安い肉でもそこそこのクオリティだと思います」
- 「あの混雑の中であれだけの接客をこなせるのは立派です」
低評価👎
- 「お店がまだきれいなことと、全席座って食べられるということ以外は、全然ダメですね」
- 「ひどい店。ミディアムで焼ける腕がない」
- 「沖縄発のやっぱりステーキを、完全にパクっているお店です」
- 「肉の事を分かってない」
- 「あまり美味しくなかった」
など。結局、人それぞれなんだなって思いますね。出来たばかりで、めっちゃ混んでいると聞いましたが、たまたま入れそうなタイミングだったので行ってみました。
店の前まで行くと「松ステーキ200g1000YEN」の文字が飛び込んできます。え!?まじ!?200g1,000円なの?しかもサラダ・スープバーも付いて?えー、すげー!
券売機で食券を買います。迷わず「松ステーキ200g」1,000円と「ライス普通」150円にしました。ステーキは300gで1,500円、400gで2,000円となってます。これにスープバーとサラダバーが付いてます。安い!
店内は一瞬だけガラガラになりました。グループできたりするとすぐ行列になってしまいます。基本的に一人ステーキといった感じ。
目の前にはタレ用の小皿やフォーク、ナイフ、調味料などがあって、ほとんど「いきなりステーキ」と同じシステム。
ソースはオリジナルソース、オニオンソース、ガーリックソースかな、あとは醤油、塩、胡椒、わさび、マスタードなど一通り揃ってますね。
食券を渡すとお姉さんにバーっと説明されます。ぼーっとしてたので全然聞いてませんでしたが、多分スープ、サラダバーの位置とか肉が来たらどうとか、そんな感じです。
こじんまりとしたサラダバー。千切りキャベツ、コーン、ポテトサラダがあって、いわゆる松屋のサラダを自分で作ります。ドレッシングも各種揃ってる。スープは普通のわかめスープ。
ほとんどセルフなのでせっせと動いていると
待望の
「松ステーキ」
がライスとともにやってきました!
\🥩ウヒョー!/
油の飛び跳ねを防ぐための紙が爪楊枝でとめてあります。おお、もったいぶるね、ワクワク。
バーン!これが「松ステーキ」か!熱々の鉄板の上に赤身肉の塊がドンっとのってる。厚みがある、中身は完全にレア。すげー、うまそう!やばー!
適当に切り分けて自分好みの焼き加減にしてからいただく。なるほど、焼きもセルフなのね。
まずは一口、何もつけずにいただきまーす!
うん、絶対「安かろう不味かろう」だと思ってたので、めちゃくちゃうまい!多少筋張ってるものの柔らかくて、赤身のムシャムシャした弾力があって、何よりジューシーで美味しい!脂身がほとんどないのでがっつりいける。
ソースは何にしようかな、やっぱりオリジナルかなぁ。小皿にオリジナルソースとガーリックソースを用意しました。
焼き加減を適当に変えながらガンガン肉を喰らいます。まじかよ!これが1,000円ちょっとなんて。革命的だなぁ。どんどんテンションが上がっていきます。
オリジナルソースは大根おろしと酸味が少しあって和風な感じというか。さっぱりしている。ガーリックソースもあっさりのニンニク風味。ご飯が進む。
基本的にこの「松ステーキ」を軸に、上位ランクの「アンガス牛リブアイステーキ」とか食べやすいカットステーキがある。他にもコンボにしてみたり「牛スジカレー」なんかがある。十分じゃない。
ステーキもここまでハードル下がると何の躊躇もなくなる。牛丼屋レベルの入りやすさ。女性のお客さんも一人でバンバン来てたので、めっちゃ流行ると思います。松屋フーズのことですから、気がついたらあっという間に駅前に「ステーキ屋松」ができてるんだろうな!
ステーキ屋松 三鷹店
〒180-0006 東京都武蔵野市中町1丁目1−8