随分と辺鄙な場所というか、多摩境駅と橋本駅、相模原駅のちょうど真ん中あたり。近くには「米国陸軍 相模総合補給廠」がある。たまたま通りかかった時に「こんなところにうどん屋か」とインパクトのある看板に目が止まった。調べてみると評判も良く高得点。これは行くしかない!
Googleマップの評価は現時点で★4.2の超高得点。クチコミ数も580件と多い。
高評価 ( ^∀^)👍
- 「美味い!店員さんの接客も素晴らしい!」
- 「ここのうどんは、うどん界の二郎系と言っても過言ではない」
- 「店内もきれい。味も美味しく、大満足です」
- 「丸亀製麺やはなまるうどんとは格が違う味」
低評価 ( *`ω´)👎
- 「初めて行ったが、この店は一元さんお断り店らしい」
- 「待ち時間が長過ぎる!」
- 「大したことない‼️」
など。待たされるなどの人気店ならではの問題点もありますね。
店舗のすぐ横には「南哲製麺所」がある。なるほど自家製麺か。
券売機で食券を買う。看板の通り基本は「肉汁うどん」なので「肉汁うどん並盛400g」720円をオーダー。並盛で400gは結構な量。大盛に至っては800gもあり、その上に特大の1kgがある!
週末やランチピーク時などがめちゃくちゃ混んでいる印象だが、時間を外せば空いている。テーブル席が多く壁側にはカウンター。
卓上には七味、生姜、コショウ、スープ割り用のだし汁がある。
メニューはつけうどんの「肉汁うどん」「ひや肉うどん」「かけだしうどん」があります。好みで天ぷらや玉子などをトッピングします。
目の前には「肉汁うどんのこだわり」が貼ってある。
出汁にこだわり
削り節屋と店主が厳選した日高昆布と本枯鰹節をベースに四種類の節を三時間程かけてゆらゆらとゆっくりじっくり出汁をとりました。
小麦にこだわり
国産小麦100%を使用。九州や三重など日本各地の小麦四種類をオリジナルブレンド。ツルッとしていながらもしっかりとしたコシのある麺の小麦本来の味を香りをお楽しみください。
水にこだわり
うどんにとって水も大切な材料のひとつ。うどんに関わる全ての水を軟水で徹底しています
素材にこだわり
厳選した銘柄鶏などなどすべての食材に自信を持ってこだわりました。
他には「南哲龍!肉汁うどんの食べ方 指南書」なるものもあった。簡単にいうと
1.とりあえず麺をそのまま一本食べてみる。
2.次に肉汁につけてみる。
3.さらに肉汁につけてみる。
4.そして自分好みにソメテみる。
5.最後のお楽しみ 残ったお汁を出汁割りする。
とある。まぁうどんが茹であがる待ち時間の読み物として色々用意してくれているものだと思うが、ちょっとうるさい気もする。
そんなこんなで
「肉汁うどん並盛」が出てきた!
\🍜ドン!/
おお!麺をくるくる巻いて独特!シンプルな見た目だけど、うどんの量は結構ある!うまそう!
うどん自体は国産小麦特有の少し褐色がかった色合い。オリジナルだとは思うけど、スタイルとしては武蔵野うどんそのもの。
肉汁はネギと豚バラ肉がたっぷり入ってる。
早速いただきまーす!
🙏
んん!このコシの強さ!さらに小麦の強い香りと味!ズシッと目の詰まった感じの歯ごたえ。関西や四国、九州のうどんとはまるで違う。
つけ汁はカツオの香りがふわっと鼻を抜け、醤油がキリッと主張している。また、ネギのシャキシャキと爽やかな風味、豚バラの甘みがコクを出している。シンプルだけど奥が深い。
卓上のおろし生姜を足すとピリッとしたアクセントとまた違った風味が加わる。
適当に食べ進めたところで七味とコショウを投入。徐々に味が変化していく。
気がつけばかなりスパイシーなうどんになっていた。コショウって珍しいけどバッチリ合いますね。
最後に昆布ダシのスープ割りで締める。つけ汁が冷え切ってしまっているので、これがあるとホッとする。
やはり南哲は麺が特徴的で国産小麦ならではの強い香りと味。モチプリというよりはザクシコな食感。食べた後の満足感もすごい。ぜひ時間をずらして行ってみてください!
肉汁うどんの南哲
〒252-0212 神奈川県相模原市中央区宮下 2-9-15