これぞ原点といった感じのベーシックな味。言わずと知れた多摩地区のソウルフード。本家「宝華」が東小金井にあって、高校時代にはここの「宝そば」とFFの油そばをしょっちゅう食べてました。FFは無くなってしまいましたが、宝華にはいまだに食べに行きます。最高です。
Googleマップの評価は現時点で★4.0でクチコミ数が306件もあるので超高得点。高評価の意見は「シンプルでさっぱりした味でとても美味しかった」「こちらに来る際は必ずリピートします。」「毎日でも食べられる美味しさ」「メチャクチャ旨い🎵」など。
一方、低評価の意見は「別に全然大した事なかった」「接客態度が悪く、不快な思いをしました。」「くしゃみを押さえた手を洗わずに調理」「タバコ臭い指先でラーメンを運ばれて来た」など。
その宝華の暖簾分けが「宝華らぁめん」という名で立川、国分寺にあります。武蔵境にもあったようですが閉店したみたいですね。何はともあれ「宝そば」があちこちで食べられるのは嬉しいことです。ちなみに「宝そば」は本家の呼び名で立川店では「油そば」となってます。
相変わらずの人気ぶり、週末ともなると行列ができてたりしますね。クチコミを見ていると「宝そば」を食べて油そばのイメージが変わったという人が多く見られます。どちらかというと個人的には、宝華の味は油そばの原型に近いと思ってます。
ちょうどピークを過ぎた頃だったので空き始めていました。週末対応で店員さんが5、6人いました。興奮しているのか、大きな声でおしゃべりしていたのが気になりましたね。客の見える場所でタバコを吸ってるので、今時は少し気を使った方がいいかもしれません。
卓上には酢、醤油、ラー油、胡椒、七味。
メニューは人気No.1に油そば、その他各種ラーメン、餃子などもあります。あーなるほど、ここは基本的に麺に特化してるんですね。本家は中華料理屋ですから、定食などもあります。いわば油そばのスピンオフ。
てなわけで、さっそく油そばが出てきました。
ドン!
トッピングはネギ、カイワレ、メンマ、チャーシュー、ナルト。緑が鮮やかで美味しそう!
油そばには中華スープも付きます。
チャーシューは今食べずに、麺の下へ潜り込ませて後で食べます。
ナルトがあるとやっぱりラーメンらしさが際立ちますね。
麺は中太でツルツル、モチモチしています。
食べる前にすかさず、全体をかき混ぜよくタレに絡めます。宝華は他の油そばに比べて、タレが多い。よーく混ぜていると、乳化というかネットリしてきます。この時の麺の香りがたまらない!
程よく、麺にテカリが出てきたら食べごろです。
このまま食べ続けても十分美味しいのですが、油そばはカスタマイズが基本なので、少し食べ進めたら酢を入れます。
好みでラー油も入れます。そして再びかき混ぜます。
すると、さっきよりもさらにネトーっとしてきます。酢を入れると油ダレと混ざってマイルドになります。酸味も少しでます。ジャンクフードの出来上がり。
ここで仕込んでおいたチャーシューが登場します。熱々の麺の下にあったのでチャーシューの油も程よくトロトロになって、これまたうまい!
油と名がつくことから敬遠されがちですが、スープがない分ヘルシーとも言われてます。ジャンクフードなのでヘルシーを追求するのもどうかと思いますが、「おやつ」くらいの感覚で認知されるといいな!
宝華らぁめん
〒190-0023 東京都立川市柴崎町3丁目7−4