言わずと知れた京都発祥のラーメンチェーン。「天下一品」は全国的にもファンがかなり多く「天一」の愛称で親しまれ、カルト的な人気を誇っています。特に「天一のコッテリ」は当時としては斬新で、あのどろっとしたスープは印象的でした。
Googleマップの評価は現時点で★3.7とまぁまぁな点数。高評価の意見は
- 「思い出して、また食べたくなりました!」
- 「あっさりが大好きです❤️」
- 「回転が早いので待たずに座れました」
- 「星5つは過大評価と思われるかもしれませんが、ここの天下一品は他のお店より美味しい」
一方、低評価の意見は
- 「麺は固まってるし、でてくるのは遅いし」
- 「喫煙者がいなくても悪臭が漂っています」
- 「従業員の私語が多くて、お客さんへの気遣い等がなくいい加減でした」
天一といえばやはりコッテリだろうか?正直コッテリ以外頼んだことなかった。コッテリ以外は頼む価値がないと勝手に思いこんでいた。「こってり」こそが正義だと。
確かに「こってり」はうまいし、あれが食べたくて天一に行くようなものだが、ある日ふと思った。
「あれ、こってりか?」
メニューに「こってり」とあるから、そうに違いないのだが、「ドロッとてねっとり」としているものの「こってり」はしていないんじゃないのでは?と。
いわゆる「こってりラーメン」といえば、九州博多ラーメンに代表されるような豚骨で油分の多いラーメン。食べた後は多少、胃がもたれるような感覚。家系なんかもそうですが、油多めと濃厚さが合わさって「こってり」を生み出している。
そう考えると、天一の「こってり」は非常に食べやすく、油分もそれほど多くない。ドロドロっとしてザラつきがある感じは、元祖ベジポタというか、鶏ガラベースの野菜スープというか。
口コミにもかなり、豚骨ラーメンだと思っている人がいるけど、豚骨感は無い。野菜の入った鶏白湯ですね。さらに、ガチの鶏白湯の店(れんげとか)に比べると口当たりはあっさりしている。
そんな思いから、やっと呪縛から逃れ、晴れて「あっさり」を頼むことができました。
「あっさり」はスープがさらっとしているけど、ガツンと鶏のパンチとコクがあり、麺との相性も良くてうまかった。京都風の鶏そば。
その辺り、うまくできてますよね。キワモノっぽい演出でインパクトがあったけど、実は飽きさせない味で女性にも優しく、自然とリピート率も上がっちゃう。
天下一品 多摩ニュータウン店
〒192-0362 東京都八王子市松木34−4