てっきり「田所商店」って「町田商店」の新ブランドかと思ってたらどうやら違うみたい。運営は株式会社トライ・インターナショナルというところで他には海外ブランドとして「Ramen Misoya」というのがある。今のところ味噌ラーメンに絞ったコンセプトで、北海道から九州まで全国的に店舗展開している。「〜商店」ってつくとややこしい。
Googleマップの評価は現時点で★3.8と高得点!クチコミ数も782件と多く、人気がある。
高評価 ( ^∀^)👍
- 「メニューが豊富なので飽きないですね!今度は違う味噌にトライしてみよ~」
- 「おいしかった! 評判通りで、徹底的に味噌にこだわったラーメンは素晴らしかった」
- 「味噌ラーメンチェーンの中では相当好みです。炙りチャーシューは格別です」
低評価 ( *`ω´)👎
- 「幸楽苑とか日高屋系の透き通った安っぽい麺でかなり微妙」
- 「味が味噌しかしない。味噌が濃過ぎて塗り潰したラーメン」
- 「男女問わず店員がうるさい。店頭での私語やらチャラさにムカついて、ラーメンが味わえない」
味噌ラーメンの店に来て「味が味噌しかない」は無いんじゃないの!?他にも理不尽な低評価がついていて気の毒に思うが、味に関しては概ね好感触。ただ、チェーン店ってことで★3もそれなりに多い。
場所は相模原の16号沿いにあるロードサイド店。横浜線の淵野辺が最寄り駅でしょうか。駐車場が広くて入りやすい。近くには「夜鳴軒」とか博多長浜ラーメンの「六角堂」なんかがあります。
店内は広く、ゆったりしてる。カウンター、テーブル席の他に座敷もある。BGMはウェスモンゴメリー。フラッと立ち寄るにはちょうど良い。
メニューは大きく分けて「北海道味噌」「信州味噌」「九州味噌」が軸の構成。メニューは豊富だけど基本の味噌+トッピングの違いって感じ。
丁寧に各味噌の説明がある。
信州味噌(やや濃口)
全国にある味噌の生産量の約35パーセントを占める、淡色でやや濃口味噌の代表的なものです。やや酸味のある芳香を持ち、今や全国的に生産されています。
九州麦味噌(甘口)
九州地方では麦味噌の主生産地です。温暖な気候の為、熟成期間が短く甘口味噌が多く色は淡赤色までに限られているのが特徴です。
北海道味噌(濃口)
古くから佐賀や新潟との交流が盛んだったせいか佐賀味噌に近い赤色系の濃口味噌が代表的です。塩分濃度が高く辛さを感じやすい味噌です。
めっちゃ勉強になるじゃん!全然知らなかったわ。今までバカみたいに「味噌ウメー!」とか言ってたのが恥ずかしい。
実際、味噌の販売もしてます。レジ前で購入できます。おもしろー。
で、迷いつつも結局、九州麦味噌の「らーめん」750円をオーダー。そういえば九州味噌ってあまり馴染みがないかも。
限定で「山形味噌らーめん」ってのもありました。各地方の味噌を使うっていうのはアカデミックで斬新なコンセプトですね。
卓上には基本の酢、ラー油、醤油、一味のほか、豆板醤、わさびオイルがある。ん?わさびオイルとな。しかも田所商店オリジナルの調味料。ふむふむ、どんなだろうか??
そうこうしているうちに
「九州麦味噌らーめん」が出てきましたよ!
\バーン!/
おお!!シンプルな見た目!器の雰囲気バッチリ!味噌ラーメン定番のもやし、肉味噌がトッピング。特徴的なのが大きな「さつま揚げ」。チャーシューはなし!うまそー!
早速いただきます!
(゚∀゚)
まずはスープからっと、、、ズズ、、ズ、ズズー、、、ん!!甘い!!甘めの味噌か、なるほど。赤味噌のような熟成感はなく、口当たりが良い。ウメー!
でもって麺が、、ズルズル、ズル、ズルー、、、うんうん、中太の縮れでツルツルの喉越し。プニプニした食感がたまらない!西山製麺に近いがちょっと違う。
シャキシャキのもやし。肉味噌を溶かしながら徐々に変化する味を楽しむ。
麺をすすりつつ気になっていたのが「さつま揚げ」ですよ!ラーメンのトッピングとしては珍しいですよね!んー、ブリッブリの食感が最高!うんまっ!
もひとつ気になっていたのが「わさびオイル」。ふーむ、ワサビねぇ。味噌に合うのかしら!?、、、う、、、ちょっと入れすぎたか、、、は、鼻が、、、ツーン!でも合う!新感覚!
適当に食べ進めたところで豆板醤なんぞを入れつつ。味噌+味噌の味噌づくし。
体がポカポカしてきた。いやぁ、甘口の九州麦味噌はめっちゃうまかったですね。コクがあるのにサラッとして渋みが無く、程よい味わい。九州って醤油も甘いし、基本調味料は甘口なんですかね?それにしても美味しくて楽しめる「田所商店」でした。他の味噌もチャレンジしたい!
麺場 田所商店 相模原店
〒252-0221 神奈川県相模原市中央区高根 1-7-3