見た目のインパクトって大事なんだなぁと思います。大事というか影響力があるというか。そのビジュアルから、どんな味なんだろう?と想像が膨らむ。たった一枚の写真から、メディアに取り上げられ一晩にして行列店になってしまう、なんてこともあるかもしれませんね。その分、弾かれてしまう常連さんもいるわけで…。その辺り塩梅が難しい。
Googleマップの評価は現時点で★3.7とまぁ良い点数。クチコミ数は489件と多く、人気店なのがうかがえる。
高評価 ( ^∀^)👍
- 「うどんはものすごく弾力があり汁に浸けなくても美味しいくらい」
- 「コシの強いうどんと、波波盛られたスパイシーなカレーのコラボが絶妙」
- 「女将さんの対応は、素晴らしかった」
低評価 ( *`ω´)👎
- 「外食してここまで美味しくないと思ったのは初めて」
- 「一見のお客さんには、少々ぶっきらぼうで、とても居心地の悪さを感じました」
- 「テレビの時と実際の接客態度が全然違ってハラがたった」
ふむふむ、なるほど。メディアに取り上げられて人気は出たけど、ピーク時にはかなり待たされるようです。おばちゃんの対応も、二重人格よろしくどっちが本当なのかよくわからない。タイミングによって評価は大きく分かれるところ。
場所は青梅線の河辺駅と青梅駅の中間くらい。ほとんど用が無いので久しぶりに来たけど、河辺駅の変わり様ったらない。いつの間にか複合施設とかイオンがドーンとできてる。ただ、閑散としていて全然人がいない。オープンワールドのゲームの中に飛び込んだみたい!
目指すは、うどんの「根岸屋」さん。人気店と聞いていたので、うまく入れるかどうか…ドキドキだったけど昼のピークをずらしたので、すんなりと入店できました。他にお客さんは一組だけ。
古民家風の店内はいかにも「うどん屋」といった落ち着いた風情。BGMはジャズ。店内には有名人のサインやメディアの記事などが貼られている。
やはり目玉は、青梅生まれのブランド豚”TOKYO-X”を使った「カレーうどん」。とりあえず名物で基本の「カレー南ばん(並)」1,100円を注文。
それにしても「TOKYO-X」ってネーミングかっこ良すぎ!この豚がマーベルって言われても信じますよ!メニューには説明がきが…なになに?
ご当地グルメ
青梅発祥のTOKYO-Xを青梅の花「梅」にみたて盛り付けてみました。
TOKYO-Xとは
東京都畜産試験場(青梅)で改良された豚肉で上品な香とほどよい柔らかさとなめらかな歯ごたえのある美味しい豚肉です。
だって。ははぁん!あのカレーうどんの見た目は青梅の梅ってことかぁ!
卓上にはシンプルに胡椒と七味のみ。入れ物がまた雰囲気あります。こういう細かい心遣いは興醒めしなくていいですな!
とかなんとか考えてたら
「カレー南ばん(並)」が出てきましたよ!
ウヒョー!
\🐷ババーン!/
うおぉぉ!!キタキタ、これかぁー!実際目の前にするとすごい迫力!鮮やかな黄色いカレーにネギとノリがのってる!まさにTOKYO-Xが大輪の梅の花を咲かせているじゃありませんか!
しっかしまぁ、溢れんばかりのカレーが表面張力でブリンってなってます!ってか溢れてました!確か地動説の端っこってこんな感じでしたよね!やっぱりあったんだ、地動説。
早速いただきます!
🙏
まずは黄色いカレーからっと….ジュル…ズズ…んほっ!!熱っ!んー、どろっどろでアッツアツ!味は濃いめで塩気が強い!しょっぱ!いわゆる昔ながらの蕎麦屋のカレー!でもうまー!
さらにTOKYO-Xをかき分けると、奥からごん太の麺が出てきました!めっちゃ太ーっ!もっちりとした食感で、かなりの弾力。小麦の風味もしっかりして、うめーっ!うめーけど食べづらいったらありゃしない!
でもってこれがTOKYO-X!カレーまみれでよくわかりませんが、柔らかくて脂身が甘い!カレーが勝っちゃうので、細かい風味まではわからないけどウマー!
このうどん、手打ちのゴワゴワと食感がたまらん!なるほど、そもそもうどん自体が相当うまい!並盛りだけど、かなりのボリューム!最高!
熱々、ドロドロのねっとりカレーも後半になるととろみが無くなってきます。
いやぁ、カレー南蛮の概念が覆されました。見た目だけでも十分楽しい上に、極太うどんがとにかくウマイ。味は濃いめだけど、次第に慣れてくる。あと女将さんは普通にいい感じでしたよ!
根岸屋
〒198-0041 東京都青梅市勝沼1-40-4