【GoogleMap飯】太宰も愛したほうとう鍋

ほうとうが食べたくなったら、山梨まで行っちゃう。河口湖周辺にはうまいほうとう屋が集まっている。どこも似たようなものかと思いきや店によって個性が出る。有名なのは「ほうとう不動」や「小作」。うどんのような、鍋のような、野菜がたっぷり入って素朴でほっこりする味。なんで「ほうとう」はあんなにうまいんだろう。

Googleマップの評価は現時点で★4.3と超高得点。口コミも437件もあって多くの人が訪れている。

高評価 ( ^∀^)👍

  • 「きのこほうとう、ボリューム満点でとっても美味しかったです🙆」
  • 「ここは峠の向こうに河口湖そしてその後ろに富士山が見える絶景スポットの1つ」
  • 「名物色々あるけど、ほうとうはかなり旨いです。( ´・∀・`)」
  • 「芋団子はバターが乗っていてじゃがバターみたいでホクホクしててとても美味しい」

低評価 ( *`ω´)👎

  • 「営業しているのを見たことがないです」
  • 「今は、ペットはダメ😢🆖⤵だそうです」
  • 「昔は素朴な味のほうとうが絶品でしたが代替わりしてから普通のほうとうに成りました」

など。全体的にはほとんど悪い意見はありませんでした。

こんな風に見える

太宰治ゆかりの場所でもある「天下茶屋」。昭和9年創業の歴史ある老舗ほうとう鍋屋さん。桜桃忌には太宰ファンが集まります。河口湖から勝沼方面へ抜ける旧道の峠にあります。少し不安になるくらい上がったところにあります。

雨 (´・_・`)

口コミではとにかく、眺望が素晴らしいとのことですが、この日はあいにくの雨で全く見えませんでした。

創業が昭和9年ですからね。木造二階建ての雰囲気があって超かっこいい建物です。調べてみると、どうやら太宰は井伏鱒二に連れてこられ、執筆するために滞在していたようですね。一階には土産があったり、二階には記念館も併設されています。

開店前からお客さんでいっぱいだったのは驚き。数台の駐車スペースはありますが、ほとんど道沿いに縦列駐車してました。また、峠とうこともあってちょっと肌寒いですね。店内もちょっとブルっとくるくらい寒い。ほうとうはちょうどいいかもしれない。

メニューはメインが「ほうとう鍋」1,080円「きのこほうとう鍋」1,410円。他にも茶屋らしく「そば」や「ところてん」などもありますが「いもだんご」というのもこの店の名物のようです。頼めばよかった…。店員さんにオーダーを伝えると「20分かかります」とのこと。

店内は狭くもなければ広くもない感じで、座敷とテーブル席があります。壁や天井には古いポスターや有名人のサインなどが飾ってあります。卓上には割り箸と七味のみ。混雑してきたら相席になる感じですね。

なんだかんだで20分ほど経ち
やっとこさ「ほうとう鍋」がやってきた!

待ってました!

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おお!素朴!いやぁ、待ちましたからね、早く食べたい!トッピングというのか表面にはナメタケがビシーっと入って春菊がのってます。うまそう!

お出汁はもちろん味噌味でナメタケのジュルッとしたやつが熱々を保ってます。シャキシャキしたきのこの食感と酸味。野菜の甘みと出汁のコクを味噌がまとめている。うめーなあ!なんでこんなにうまいの!「ほうとう不動」より素朴な味わい。

このほうとうがまた、モチモチして小麦の味がしてうまい!なんだろう一応、麺なんでしょうけど、きしめんとは違うし、すいとんのような感じもある。コシもちゃんとあるし、団子のような食感もある。手打ちの不揃いな感じが全く飽きがさせない。

春菊の苦味と香りがアクセントになってる!

「ほうとう鍋」にはかぼちゃが入っているのが特徴的。ホクホクして、甘みがあって半分溶けてとろっとなった感じがたまらない!

ジャガイモも入ってます。

ひとしきり麺を食べ終えると、鍋の底にはたっぷりと野菜が残っている。このへんはまさしく鍋を食べてる感じ。面白いなぁほうとう鍋って。

ほうとう最高でした。どこで食べてもそれなりに美味しいけれど「天下茶屋」はほうとうのうまさに加え、風光明美だったり、歴史的価値があったり、雰囲気込みのスポットとしての完成度が高いですよね。ずるい。また行きたくなっちゃう。

天下茶屋

〒401-0304 山梨県南都留郡富士河口湖町河口 2739

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