Googleマップの評価は現時点で★3.5と悪くない点数。評価の内訳は高評価が「コスパがいい」「野菜中心が嬉しい」など店も入りやすく、リピーターもかなり多い。一方、低評価は「店員が無愛想」「水が不味い」「待たされた」など接客に関する不満ですかね。味については概ね好感触のようですね。
さて、京王山田駅前にドンと鎮座するリンガーハット。ここはちゃんぽんのドライブスルーもある。まだやったことはない。新メニューの「まぜめん」があるというので試してみたい。日曜日の夜、店内にはほとんど客がいなかった。
そんなにメニューは様変わりしていないようだが、まぜめんの他に餃子定食とか期間限定のおでんなんかもあった。実際、ちゃんぽん以外のメニューを頼むのはなかなか勇気がいる。皿うどんでさえ、7:3くらいの割合。ちゃんぽん食べたい。そこまで信頼関係を築けていないから。でもまぜめん気になる。
卓上にはいつもの調味料。特徴的なのは皿うどんのソースと餃子のタレ。あと酢を「ス」にしてるとこ。「ス」ってあまり書かない。早速お姉さんに「まぜ辛めん」シングルと餃子5個単品¥250をオーダー。
ほどなくして、運ばれてきた「まぜ辛めん」と餃子。柚子胡椒と花山椒もある。まぜめんの見た目は野菜が乗って肉味噌が乗っている。麺はちゃんぽんの麺。どうなんだろう。まぁ、まぜ麺と言ってしまえばなんでもOKになるような気がするが、本当は「汁無しちゃんぽん」としたかったのだろうか。
ふと見るとまぜめんと一緒に「まぜ辛めんの美味しい食べ方」が付いてきた。よくまぜてから、花山椒(ホアジャンオイル)を少しづつ投入して好みの辛さにするのか。なるほど。
「まぜ辛めん」は底にあるタレによーく絡めていただく。ちゃんぽん麺はモチモチして、野菜がシャキシャキしている。不思議と長崎ちゃんぽんの味がする。肉味噌は思ったより優しい味わい。タレにはほんのりと甘みがあるが、アクセントがなく全体的にぼやけた感じ。肉味噌にもう少し輪郭があるといいかも。
少し食べ進めてホアジャンをかけ入れる。ピリリと舌に痺れと辛さがあっておいしい。最初は微妙な印象だったけど、自分で酢を入れたりしながらカスタマイズしていくと、次第にハマりだす。これはこれでありかも。何より¥500円は安くて良心的。量が足りなければダブルにしてもいいし。
一方の餃子はイマイチ。一口サイズで食べやすいけど、イマイチかな。
長崎の人もお墨付きのリンガーハット。東京ではたこ焼きにおける「銀だこ」のごとく、ちゃんぽんを独占しているが、気軽さや野菜が取れたりと貴重な存在ですね。
【閉業】リンガーハット 八王子山田駅前店
〒193-0932 東京都八王子市緑町 611−3