ラーメンと映画、音楽の話などはなかなか共感が得られない。主張をぶつけ合って喧嘩みたいになるのも馬鹿馬鹿しい。オススメを聞かれたとしても軽く流すようにベタな名前をあげる。或いは相手の好みに合わせて同調しつつその場をやり過ごす。だがしかし!この店に限れば、そうはいかない。目をバッキバキにして言う。「ここのラーメン最高だから、食べて!ねぇ!食べに行って!絶対!」
Googleマップの評価は現時点で★4.0と超高得点!クチコミは45件程度だが今後が楽しみ。
高評価 ( ^∀^)
- 「スープをひと口飲むとふわっとあご出汁が香ります。チャーシューもジューシーで美味しいです」
- 「ヤバい。人生最高のラーメンかもしれない」
- 「今はそこまで待たずに入れるけれどそのうち長時間の待ち時間が発生するようになると思う」
- 「煮干しラーメンとしての完成度は極めて高い。特にスープは絶品」
低評価 ( *`ω´)
- 「少々、お高めなので気軽に入るのには敷居は高いかも」
- 「思いの外、濃厚の方がかなり濃かった。どろどろで、食べ終わっても口にベタベタ残る」
- 「量が少ないですかね」
圧倒的に高評価が多いが、メニューによっては好き嫌いが分かれるようですね。
まずもって分倍河原という場所も渋いけれど、そこにちょっとした飲み屋が集まる「ションベン横丁」みたいなところがあって、そこに「碧猫」はある。シビ〜。ロゴもなかなか可愛い!
入り口入ってすぐの券売機で食券を購入。初見なので基本ぽい「焼きあご煮干し塩ラーメン」780円をポチッ!カウンターのみのこじんまりとした店内。
メニューは基本の「焼きあご煮干し塩」780円のほか「濃厚焼きあご煮干しらぁめん」850円というのがある。あとはトッピングとか「和え玉」200円とか大盛りとか。クチコミにもあった「よだれ鶏ご飯」380円が気になる。
卓上には自家製柚子一味、自家製果実酢がある。シンプルだけどこだわりというか工夫がある感じ。特にピンクグレープフルーツが漬けてある「自家製果実酢」はどんな感じか気になる。
程なくして
「焼きあご煮干し塩らぁめん」が
出てきましたよ!
\🐈ボン!/
おお!!醤油のような色合いだけど、これが塩ラーメンなのか!?トッピングはほうれん草、ネギ、刻み玉ねぎ、レアチャーシュー。シンプルな見た目。スープの表面にはキラキラと油が浮いている。うまそー!
早速いただきます!
🙏
まずはその焼きあごのお出汁から、、、ズ、ズズ、ズズー、、、!おお!!こりゃすげ〜な!ガンガンにアゴがこっち見てる!しかもパンチがあって、まるで焼き魚を食べているような感覚!さっぱりしているが奥行きのあるめっちゃ旨いスープ!よくみると魚粉のつぶつぶが!
麺がこれまた加水率高めの平打ち縮れ麺。よくみるとこちらも全粒粉のつぶつぶが!太目で短い麺。ツルツルとした喉越しでプチっとした食感。ライトな口当たりで食べやすい!最近このての麺をよく見かけるけど、流行ってるのかなぁ。うまー!
ほうれん草は出汁をよく吸ってシャキッとした食感でアクセントになる。
このチャーシュー、やば!噛むたびに肉の旨みがジュワーと溢れ出す。周りが香ばしくてローストビーフのような味わい。
程なく食べ進めたところで、先ほどから気になっていた「自家製果実酢」を加えてみる。さて、どのように変化するのか?
!!!な、なんだこれは!さっきから食べていたものがまるで別物のように爽やかな異国の風が吹き始めた!煮干しのほろ苦さに果実酢の酸味とフルーティーな香り、甘味が加わった。ナニコレ!衝撃的。めちゃめちゃうまい!
とにかくフルーティな香りが新しい!なんなのこの感覚!これが碧猫ちゃんなの?レモンでもない、にぼ酢でもない、紛れもないピンクグレープフルーツ。
いやぁ、驚きました。衝撃的な美味さ。久々に後頭部を鈍器のようなもので殴られた感じ。そもそも無類の煮干し好きではあるものの、間違いなくトップレベルのラーメンと言える。ほんと食べてほしい!絶対美味しいから、食べて!ねぇ!_:(´ཀ`」 ∠):
焼きあご煮干しらぁめん 碧猫
〒183-0021 東京都府中市片町2-21-17