まだ新しい店にも関わらず、いきなりの高得点。他の評価サイトでも同様に高得点をマークし、あっという間に行列のできる人気店に。中には「多摩地区で一番うまい」というコメントも。ただ、店主がTwitterで客を煽ったり、露骨な常連びいきなど、物議を醸している。ちょっと気になったので行ってみましたよ!
Googleマップの評価は現時点で★4.2と超高得点。
高評価👍
「ラーメンは当然の如く異次元の美味しさで感嘆しました」
「スープの旨味が素晴らしく、色々な工夫を凝らしているのがわかる」
「かなり高レベルの中華そばに感動しました」
「非の打ち所なし」
「今まで食べたコトない品のあるラーメン」
低評価👎
「味はいいが接客態度はかなり悪い」
「凝るところが間違ってるんじゃないの?」
「食券をカウンターに置いたら怒られる」
場所は多摩モノレールの万願寺駅の近く、土方歳三資料館の隣。バイパスから裏手に入ったところにある。
1度目はランチのピーク時で大行列ができていたので諦めました。別の日に時間をずらし、再チャレンジでなんとか入れました。
入り口の券売機で食券を買う。よくわからなかったので、一番目立つ基本ぽい「上中華(醤油)」990円をオーダー。
中華そばで990円はかなりの強気な値段設定。よくみたら「淡麗醤油」780円てのもあったので、それでもよかったかな。まぁいいか。
空いているとはいえ、すでにカウンターは満席。後ろのウェイティングの席で順番を待つ。テーブル席はなくカウンターのみ。内装はシンプルだがなんともいえない感じ。BGMはラジオ。
ようやく席が空き、店主に食券を渡す。卓上には調味料らしきものはなく、メニュー表を見ながらラーメンの出来上がりを待つ。
メニューは基本の中華そばに加え「よしると海塩」とか「鯖とうるめ」など独特なものがあり、何より特徴的なのが麺に「ライ麦粉」を使用しているとのこと。
調べてみると、ライ麦は寒い地方での栽培が可能で栄養価も高く、小麦に含まれるグルテンが少ないとか。さらにスープが無化調なので、かなりのこだわりと意識の高さが伺える。
そんなこんなで「上中華」が出てきた!正直、楽しみ!
\🍜バーン!/
おお!美しい見た目!うまそうじゃない!トッピングは水菜の葉がちょこんとのって、うずらの卵、穂先メンマ、レアチャーシュー、鳥チャーシュー、鶏肉の炙りと豪華なトッピング。
ちなみに具材に関しては仕入れ具合によって変わることもあるようです。
スープは淡麗醤油で薄く油が浮いている。魚介出汁のコクとすっきりとした味わいで上品さがある。
麺はライ麦粉が配合されていて、中華麺というよりも蕎麦に近い。独特の風味と苦味がある。食感はブチっと噛み切るような感じ。麺の密度が高く、重たい印象。とにかく変わっている。
長さのある穂先メンマはシャキシャキとして良いアクセントになっている。
鶏肉の炙りはモチモチして香ばしい。
レアチャーと鶏チャーシューも噛むたびにジュワッと肉汁が広がる。柔らかくジューシー。
うずらがプリッとして味わい深い。
他のブログによると、店主はラーメン店での修行経験がなく完全なるオリジナルとのこと。なるほど、どうりで個性的なわけだ。仕事も丁寧で、具材一つ一つに強いこだわりを感じる。仕上がりも上品で、とても美味しいが多摩地区で一番は言い過ぎかもしれない。
健康に気を使ってのことか、意識の高さも感じるがライ麦麺はイマイチしっくりこなかった。スープも上品でうまかったけど、突出した感じもない。コンセプトは崇高だけれども、総じて若干バランスの悪さが印象に残ってしまった。いや、間違いなくうまいですよ!コメントの大絶賛もよくわかる。うまいけどもってトコですよ。
中華そば うお青
〒191-0021 東京都日野市石田2丁目9−1