油そば好きにもかかわらず、油組の油を知らなかった。店舗のほとんどが都内に集中しているのもあって、タイミングが合えばいいと。ここなんですよね、油そばは多摩地区に集まっていると思ってましたが、東京油組総本店さんは都内に油そばを展開している。しかも油そば一本で。
Googleマップの評価は現時点で★3.6と普通の点数。
高評価 ( ＾∀＾)
- 「美味しい油そばが食べれます！！」
- 「辛さのジャストミートぶりが素晴らしいですね！」
- 「酢を入れたときの爽やかさと旨さはたまらない」
- 「すごくうめー、辛味噌はおすすめ」
低評価 ( *｀ω´)
- 「おいしいと思えませんでした」
- 「うまからずまずからず」
- 「量も味も何か物足りなさを感じる」
など、クチコミのほとんどは珍しく「味」に言及しています。普通だと、店内が汚いとか、店員がヤダとか、ありがとうと言われなかった、とか色々話が飛んでます。が、ウマイマズイ論争になってるのはラーメンほど認知されていない「油そば」だからか？
店の外観はシンプルでスタイリッシュというか、ラーメン屋のガチャガチャしたイメージはない。看板がネオンで異世界観がある、不思議なたたずまい。
インパクトのある赤い文字で「油そば」とある。メニューは大きく分けて「油そば」780円と「辛味噌油そば」860円。並盛り160g〜W盛り320gまで同価格なんだ、へぇ。
もう一つの看板には「秘伝の特製香味ダレもちもちの自家製麺」とある。自家製麺なのかぁ！油そばは麺が命、モチモチにこだわったか。
店内の券売機で食券を買う。W盛りまで同一料金は嬉しい。辛味噌っていうのが気になるけど、とりあえず「油そば」780円の大盛りで。
卓上には例によって味変用の酢、ラー油、コショウ、玉ねぎがある。ラー油は２種類あるのかな。
大量の刻み玉ねぎが置いてあるのも特徴的。
ラー油は好みで使い分けてもいいんじゃ無いですかね。
目の前にはこだわりのモチモチ麺の説明。
特別な小麦粉から作る特別な麺
東京油組総本店では、一粒の小麦から約6%しか採れない『アリューソン層』という貴重な部位を多く取り込んだ、特別な麺作りに成功しました。
とある。まぁ、簡単にいうと「ウチは栄養価の高い小麦粉を使ってるよ！」ってこと。
その隣には「美味しい食べ方」がある。
1.熱い間に、お酢とラー油を丼に回し入れてください。
2.すぐによくかき混ぜる
3.熱いうちに召し上がれ！
※卓上の血液サラサラ効果の刻み玉ねぎを加えるとさらに美味しいです。
とある。油そばの説明はカロリーが2/3だよとか栄養価の高い油だよとか。
ハハァン！この店は健康志向をアピールしてる。ネーミングに気を使っているというか。油っていうだけで女性からは敬遠されちゃうとかあるんでしょうね。
この辺がまぁ知名度の低さというか、まだまだ珍しいから食べてみよう的な、要は馴染みが無いととっつきにくいところはあるのかも。
店員さんは二人とも女性で、オペのスタイルとしては天徳とも共通した感じ。
程なくして
「油そば」の大盛りが出てきた！
＼🍜ドン！／
おお！シンプルでオーソドックスな見た目。正統派な感じに好感が持てる。黄色い麺の上にはネギ、刻み海苔、メンマ、細切りのチャーシュー。
麺がやはり特徴的。とにかく黄色。箸で掴んだだけでもモチモチ感がわかる。
そこにたまったタレをよく麺に絡めて、全体をかき混ぜて。
早速いただきます！
( ´Д`)y━･~~
んん！！麺のいい香りが湯気とともに立ちのぼる。甘辛のタレに絡んでウマイ！麺がモッチモチのプニプニ。タレもだんだんネットリしてきた。んー！醤油の香ばしさ、熱々はやっぱウマイ！
チャーシューも麺に仕込んでおくと、いい感じにとろけてウマイ！
適度に食べ進んだところで酢とラー油をまわしかけていく。全体が馴染んでくると、さらにネットリとして味もマイルドに変化する。ただこの酢、割とあっさり目なのでもっともっと大量に入れました。
んー！かなり濃厚でマッタリしてきた。
血液サラサラの刻み玉ねぎを入れる。玉ねぎの甘味と爽やかな香りが加わる。さらにもう一種類のラー油を絡めていきます。
もう後半はどろっどろのジャンクフードそのもの。麺の個性が光る。
おお、なるほど、油組さんはこんな感じなんだ。圧倒的な麺の食感と存在感。モッチモチして、ムニュムニュで。大盛りはかなり食べ応えがあった。シングルは物足りないかもしれないけど、おやつには良さそう！酢とラー油の量によって、ジャンク度が変わっていく。ラー油を足したせいで、後半はかなり濃厚こってり油そばになってました。味変しなければ思ったよりあっさり行けます。由来と経緯が気になる。
油そば 東京油組総本店
町田組
〒194-0013 東京都町田市原町田 6-10-4
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